『 星の枢 - ほしのとぼそ - 』


 

 
いつもジン、ほとんどジン、毎日ジン。
やはりジンが一番。
ビフィータ、タンカレー、ゴードン、ボンサファ等々。
その90数proofの、冷えたヤツ。
一掴みの氷をたっぷりのジンで割ってね。
氷の弾ける音を聞きつつ・・・

  そが香り、まるで春風の如く
  そが囁き、秋風のごとし
  喉を降るさま夏の如く
  心に沁むこと冬のごとし
  かくして、出(いで)るは空(から)の言葉
  空(そら)の言葉に焦がれつも

 
 
2000年10月6日
クローバーのノート にて



 

秋ならではの
 
部屋に入来たる、陽射しも
その手を伸ばしつ、柔らかさを増して
ツバメも徐々にその姿を隠し
空の巣のみが夕日に映え
空の深さに、そを探し秋を覚える
これもまた、秋ならではの楽しみ
 
 
2000年10月06日 午前 3時36分
木の実のひとりごと にて


 

あまたの言葉
 
拾われることなく消え去ったあまたの言葉
拾われうち捨てられ忘れ去られたあまたの言葉も
再び、この両の腕に集め
どこまでも蒼く深き空に放ちましょう
いずれの日にか、彼等が思い再び舞い降りることを願って
例えそれが、届かなくとも
そして、それを知っていようとも
すべては、おのが意志のままに
 
 
2000年10月06日 午前 3時30分
木の実のひとりごと にて



 

僕の人生急な坂。
コケたら下まで一直線。
コケなくたって、同じこと。
コロ、コロ、コロっと

 
2000年9月28日
詩だまり にて



 

面紗の向こう
 
舞い降りた夜気に誘われ
空を見る
町の灯りに覆われ
全体がぼんやりと光っている
その面紗の向こうに
星があるのを知ってるだけに・・・
そんな、いつもの雨上がり
いつものとおり、見慣れた光景
 
 
2000年9月26日 午前 2時24分
木の実のひとりごと にて
『 語句解説 』
 
 


おかえりなさい
 
おかえりなさい お茶の香り届いたら
冷める前に起きてね
そう思うのは、自分勝手かな?

 
2000年9月20日 午前 4時29分
木の実のひとりごと にて



 

竹の春
 
世間じゃ秋だって言うのに
竹の世界は春だってさ
なんて、おちゃめなんだろう
迎えてくれるのは
いつもの景色だけだけど・・・
真っ直ぐ伸びてね

 
 
2000年9月19日 午前 4時00分
木の実のひとりごと にて




秋色に
 
秋色に染まった心
春色に変えるには
後半年待てだとさ
 
 
2000年9月13日 午前 3時30分
木の実のひとりごと にて



 

もしも、まだ
 
木漏れ日の中
カップの中の砂糖はとっくに溶けたよ
もしも、まだ気が付いてないのならね

 
2000年9月10日 午前 4時01分
木の実のひとりごと にて



 

長い影
 
気が付いたら 影が 伸びてたよ
とりあえず 挨拶は しといたけどね
久しぶりって

 
 
2000年9月08日 午前 3時06分
木の実のひとりごと にて



 

 
 
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