ウォーレスの酒場　－　カウンター

わしがバカを侮蔑しとるじゃと！？
そんなこたないぞ。
いいか。それが証拠に、
わしの親しい友人はバカばかりじゃ。

人を好きになるときゃ。
そやつの外見なんざ、全く問題じゃない。
まっ、遺伝子を残すとなると、
これはまた別問題じゃがな。

ビールにタバコ、
人一倍多くの税金を払ってるのに。
なぜそんなに・・・・・・・

レトルト食品を袋のまま温めて、
「得意料理は煮物です」と
言われてもなぁ。
やってることは似通ってても、
何か違う気がせんかいのぅ。

『安全』だとか『電気』だとか『二枚刃』だとか、
贅沢は言っとらんて。
ワシが欲しいのは、
ただの『オッカム』印のヤツだけなんじゃ。
こんな簡単な希望くらい・・・・・・・。

なんのかんの言いながら、
結局『選択』しているのは一体誰なんじゃ。
要はそういうことじゃろうて。

消耗戦とは、『　ｆ　』を６ヶも並べ、
直ちに、『　ｐ　』を６ヶも並べることじゃ。
これの最大の利点は、
相手が心理作戦と勘違いしてしまうことさね。

現在形には意志が存在し、
過去形には意志が存在しない。
意志の表示が現在形になるじゃと！？
少なくとも、それは『飲む』には当てはまらんな。
なんせ『飲む』は、
純粋に無意識下の行為じゃからのぅ。
意志の介在する余地は、
これっぽっちもありゃせんて。

それにしても、二千円札とは
なんぼのもんじゃぃ。
って二千円だよ、ってか。

『・・・そんなあなたに、ピッタリなカクテルはモロトフです』
おあいにくさま、
わしゃ、揮発性と税金の高い酒はだめなんじゃ。