「しかし、まぁ、なんだ。今年に入ってからのドタバタも、 ようやく落ち着いたみたいじゃの」 「入り口模様替えして、掲示板統合して、雑感始めて、 テキスト版引っ越しして、また、テキスト版引っ越しして、 ジャングルの一周年に、テキスト版の廃止か」 「平均すれば、月に一度は空騒ぎしとるようじゃの」 「おい、おい。そんな事まで平均するなよ」 「じゃがの、おかげで今年は中身の方が、サッパリじゃのう、 ワシなんか、スッカリ出番がへ減っちまって」 「そんな事無いだろ。酒場の方で一人で暴れてるじゃないか」 「あそこの酒場は、店主が冷たいんでな。 つい、ボヤキたくなるんじゃて」 「店主が・・・」 「まっ、ワシぐらいの人物になるとじゃ、 そのへんは、わからんでもないがの」 「冷たい・・・」 「なにより、客が来ないと言う明白な事実がの」 「まぁ、何事においても、原因はあるもんじゃて」 「多分、その原因を知らないのは、あんただけだと」 「ワシだけじゃと・・・。やはり、そう言うことかの」 「まさかとは、思っていたけど、やっと気が付いたか」 「なんと、すべてはワシにかかっておったんじゃと」 「ほかに誰のせいだと」 「はぁ、今にして、ようやく目が覚めたきがするぞ」 「そうか、できれば初めて会ったときに、 すでに気が付いていて欲しかったんだけどな」 「おおっ、皆まで言うでない。目覚めたワシの、ワシの・・・」 「おい、じいさん、じいさん」 「ああっ、友よ、友よ。皆まで言うではないぞ」 「どっ、どうした、大丈夫か・・・」 「今までの経緯。しかとわかった。 あんたを救えるのはワシ以外には居らぬという事も・・・」 「おい、じいさん・・・」 「じゃがの、これだけはわかってくれ、 ワシは今、重大な任を負っているのじゃ」 「あんた一個人の存亡に関与する事も、確かに重要じゃがの、 ワシは今、ココ、この世界、即ち『 遮莫 〜 さばれ 〜 』の・・・」 「ちょっと、待った。あっ、あんたもしや、また・・・」 「三周年記念作品をばじゃ・・・」 「あっ、ああああ・・・」 「おい、何処へ行くんじゃ、まだ話は・・・」 「なんじゃぁ。ヤツは、相も変わらず突然消え去りおって・・・」 「そんなんじゃ、三周年記念作品の依頼が来た時の交渉役には・・・」 「しかたない、留守中に何かあったら事だしの・・・」 「たまには、代償無しの奉仕もせねばなるまいかの・・・」 「・・・んで、そう言えば・・・ あのボトルはどこに隠されてたんじゃっけかの」 31,Jul,2002
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