くらみ
立っては暗み
蹌踉
よろ
けて
落ちて
歩けば眩
くら
み
砕けて
落ちる
梅雨入り前に訪れた真夏の日
浮かぶ間もなく消える汗
立っては暗み
蹌踉けて
落ちて
歩けば眩み
砕けて
落ちる
ふと思う今なれば
つま先まで
汗に浸
ひた
るも
よしかなと
来ては去り行く時の中で
ただただひたすら
瞼
まぶた
の裏を見つめている
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