諦めかけていた 青空が 日射しが 暖かさが 戻る気がする そう そんな瞬間 そんな朝 そんな今 忘れかけていた 秋の気配が 秋の臭いが 辺りに満ちて 零 こぼ れ出す気がする そう そんな瞬間 そんな朝 そんな今 そんな時 ふと そんな 何かが 何処かで甦り ふとふと そんな何かが 溢 あふ れ出す そんな瞬間 忘れかけていた 何かの気配に 何かの記憶に ふとふと ふと 気付く そんな時 そう そんな瞬間 そんな朝 そんな今 忘れかけていた 秋の気配が 秋の臭いが 辺りに満ちて 零れ出す そう そんな今 そんな朝 そんな瞬間 そんな時 凍てつく 時の狭間で 縺 もつ れる 夢の隙間で ふと 思う ふとふと 今はまだ このまま 今のまま 惰眠の随 まにま に 夢の狭間に ただただ 漂うままが そう そう そう ふと思う そう そんな瞬間 そんな今 半分夢の中の そんな今 そんな時 |