切り取られた視界からは 雲ひとつ見当たらない 青で埋め尽くされた空の下 長く滲む重い影を引き摺りながら ただただ雲を探し歩く そんな今 すべてを忘れたふりをしながら 繰り返し浮かんでは沈む思いを無視して 空を見上げたまま 繰り返し浮かんでは沈む思いを無視して すべてを忘れたふりをしながら そんな今 ただただ雲を探し歩く 長く滲む重い影を引き摺りながら 青で埋め尽くされた空の下 雲ひとつ見当たらない 切り取られた視界からは 柔らかく暖かい真冬の日射しより 冷ややかで強い北風が心地良く感じられる そんな時 ふと想う ふと ふと想う こんな今だから そう こんな時だから |