そう そこは雲の欠片のひとつ無い ただ青一色で広がる空 その下を歩くのは ネタの欠片のひとつ無い ただ白で埋め尽くされた空っぽの頭の中 やがてあろう事か そんな頭はそんなと空 いつしか呼応し なぜか共鳴し共振し始めて しかし残念な事に 空っぽ同士では何も起きる事はなく 不思議な感覚と心地良さが残るだけ 結局 そこに残ったのは ただ青一色で広がる空と ただ白で埋め尽くされた頭の中 何も変わらない世界 そう そこは雲の欠片のひとつ無い ただ青一色で広がる空 そして ネタの欠片のひとつ無い ただ白で埋め尽くされた空っぽの頭の中 なんの事は無い ただそれだけの話 そう それだけの |