依然変わらぬ白紙を前に
依然変わらぬ白紙は前に |
依然変わらぬ白紙を前に
気持ちは逸れて 明日へと翔る |
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夢から帰り気が付けば 目の前には ただそのままのまま 依然変わらぬ白紙は前に |
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依然変わらぬ白紙を前に
転がる鉛筆 動かぬ言葉 |
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睨んでいれば 動き出すかと思いたけれど 依然変わらぬ白紙は前に |
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依然変わらぬ白紙を前に
背を向ける力もなく |
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木枯らしに煽られしも 夕暮れの三日の月にまた思うもなく 依然変わらぬ白紙を前に |
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依然変わらぬ白紙を前に
流れる時に抗ってまで 動かぬ事は善とするのもまた一興か |
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見飽きたぞと呟いてみる 依然変わらぬ白紙は前に |
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依然変わらぬ白紙を前に
なぜか安らぎ なぜか落ち着き |
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おそらくは 今も明日も 変わることなく 依然それはそのままと 依然変わらぬ白紙は前に |
依然変わらぬ白紙は前に 依然変わらぬ白紙を前に 結局は 結局と |