ＣＤ

	山ほどのコースターに、山ほどのカラスよけ・・・それなのに、またそんなにＣＤ－ＲＯＭ買い込んで、今度は一体何を作るつもりなんじゃ
	Ｍ．Ｕ．

Ｗ	「最近ＣＤ焼くのがうまくいかなくてね」
Ｓ．Ｃ．	「途中で、ソフト立ち上げたりするから、うまくいかないんじゃないか」
Ｗ	「そううなんだよ、ＰＣ見てるとツイうっかりとね」
Ｓ．Ｃ．	「近くにいるから、触りたくなるんだよ」
Ｗ	「だから、もっぱらこっちにいるときに、焼く事にしてるんだけどね」
Ｓ．Ｃ．	「それでもダメなのかい」
Ｗ	「終わった頃合い見計らっていくと、なぜか電源毎、バサッと落ちてるんだよ」
Ｓ．Ｃ．	「電源が落ちるだと、不思議な事もあるもんだな」
Ｗ	「そう言う今も。焼いてる真っ最中なんだけどね」
Ｓ．Ｃ．	「うまくいけばいいな」

Ｍ．Ｕ．	「ＣＤがどうかしたんか、わしゃ最近ほとんどＣＤは使っとらんが」
Ｓ．Ｃ．	「でも、なにかとＣＤは必要だと思うが」
Ｍ．Ｕ．	「ＣＤなんて引き出すコトしかできんじゃろが、扱う額も少なめじゃと言うぞ」
Ｓ．Ｃ．	「まぁ、たしかにＤＶＤナンカに比べたら容量は小さいけど」
Ｗ	「なんといっても、ＤＶＤは、まだまだ単価が高いしな。でもその内に」
Ｍ．Ｕ．	「なんじゃぁ、おまえさん、アレを個人で所有するつもりか、そりゃ豪勢な話じゃて。もしや、ココに置いて、また一儲けしようと企んどるな」
Ｓ．Ｃ．	「個人で持たなくっちゃ、どうやって使うんだ」
Ｍ．Ｕ．	「わしゃ、いつも。そこのスーパーのを利用しとるぞ」
Ｓ．Ｃ．	「あそこの、スーパーにＣＤとかＤＶＤの書き込みサービスなんてあったか」
Ｗ	「なんか、気分が悪くなってきた」
Ｍ．Ｕ．	「ＤＶＤはしらんが、ＣＤはあるぞ。ほら、入り口の脇に」
Ｗ	「スーパーの入り口脇っていったら、銀行のキャッシュ・ディスペ・・・」
Ｍ．Ｕ．	「さっきも言ったとおり、わしはもっぱらＡＴＭの方を利用しとるがの・・・」
Ｓ．Ｃ．	「なんか、こっちも気分が悪くなってきたよ」
Ｍ．Ｕ．	「おい、おい。おまえさん、もう帰るのか・・・」

Ｍ．Ｕ．	「おおっ、そうじゃった、大事な事忘れとったぞ。おまえさん。また、誰もいない部屋で、カリカリうるさいテレビ、点けっぱなしになっとったぞ、この間もそうじゃったが、ちったぁ、温暖化とか省エネに気を遣わんとな」
Ｗ	「えっ、なんだってぇ！！」
Ｍ．Ｕ．	「なに心配はいらんて、いつものようにわしが、ちゃんとスイッチ切っといたから」