そうそれはいつもの事 こうやって終わりの見えない 雨の音を聞いていると きがつくまでもなくそこはおもいくうきおもいくうきおもいくうきをおよいでおよいでおよいでおよいでふふっふふふっあしのうらがきもちいいすべてのもののりんかくがくうきにとけこむそこをめざしてただただおよいでおよいでおよいでふふっふふふっあしのうらがあたたかいむすうのすいてきがむすうのかげがまいおどるなかをおよいでおよいでおよいで いつの間にか 雨の音につられて うかんでうかんでうかんでながれてながれてながされてむすうのみずがこころをさしてむすうのみずがこころをやいてひかりはどこへにげたいろはどこへかくれたただよってただよってただようたびにただようごとにすりきれすりへりむさんしていく 自分が溶け出して 自分が流れ出して 雨粒と一緒に じぶんにおおいかぶさりじぶんをのみこもうとしているおまえはなにものだじぶんをじぶんをじぶんをじぶんをみろあそこをすいてきがくだけているみろそこをすいてきがわらっているみろここをここをここをここをほらきがついたかここにはなにもないおとだけだおとだけそうおとだきこえるかこのおとがそのこえがわらっているわらっているわらっているなにをなにをなにを 大空を駆け上っていく なぜかそんな気分に おしえておしえておしえてくれなにがそんなにたのしいのだなにがそんなにゆかいなのかおしえてくれふふふしりたいしりたいしりたいしりたいふふふふふふふしりたいしりたいしりたいしりたいふふふふふふふいまはどこきのうはどこあしたはどこふふふおしえておしえておしえてなにをなにをなにをなにをなにをなにをふふふ 寝付けない夜 雨の音のみが 聞こえてくる みつけたみつけたつめたいくうきつめたいくうみをつかまえられればつめたいくうきをつかめさえすればきっとおちられるねえそんなきがしないかいそんなきがでももしそれがきのせいだったらきのせいだったらまあそれはそのときか 雨の声 雨の音 寝付けない夜 いつものこと ふふふふふ |