影一つ 大地と遊ぶ 子のひとり 風止んで 雲踊り
昼すぎて時を告げる鶏の
声に目覚める春の日は このとしはいまだそらはおりてこず
踏まれる前に逃げろよ陸 おか の水の鳥
夜上がる詩はなぜか光の香りが満ち満ちて
ホトケノザいつしか咲いてまたまた揺れて風を過ごしてただ待つ信号
枯れ枝に 緑休んで 紫陽花は春
陽に射られ影に隠れる春の子の
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